2023/01/17 14:25

ノッティングとペシテマル 
-暮らしを彩る手しごと展-  
2023. 1.20(金) − 2.4(土) 
会期中close  1.29(日) 2.2(木)

約150本の束にした上質な メリノウール糸を用い、緯糸(よこいと)を経糸(たていと)に一目ずつ絡めて結び毛足を切りそろえる作業を何度も繰返しようやく1枚が完成するノッティング。




ウールは熱伝導率が低いため冬は暖かく、夏は涼しく感じられ、季節を問わず年中ご愛用いただけます。


素朴で美しい柄、丁寧な手仕事はインテリアのアクセントとしても、色褪せない魅力にあふれています。


<作家紹介>
坂本 成子(和歌山県新宮市)

旅先の倉敷で偶然出会ったノッティングの椅子敷に魅了され、倉敷本染手織研究所に入学。
卒業後も「健康で威張らず責任を持って仕事をする」を銘として地元和歌山で制作を続ける日々。





ペシテマルは古代ローマ時代から今に続くトルコ式風呂"ハマム"で長く使われており、紀元前から伝わるトルコの伝統工芸品です。




この企画展でご紹介するSEAPESHTEMAL シーぺシテマルはイスタンブールより約600km南下した繊維産業都市"デニズリ"のファミリー経営の小さな工房で作られています。

コットンはエーゲ海産の良質なものを使い、約80年前の木製の古い織り機で職人が丁寧に作っており、洗うごとにふんわりとした質感とよい風合いになっていくのが特徴です。


用途としては、
アウトドアシーンでタオルや敷物、膝掛けとして。
お部屋ではソファーやベットカバーのインテリアとして。
またショールやマフラーとして身につけていただいても素敵です。

シーンも男性女性も問わず、幅広くお使いいただける、ペシテマル。
この機会にぜひお手にとってご覧ください。